みなさま
高校野球が始まりましたね。
地元の今治西や明徳(高知)が負けて残念ですが、高校野球は常に今ココ全力でプレーする選手や監督さんやコーチ、そして応援する人たちの姿に心を打たれますね。
そして、あまり知らないチーム同士の試合であれば、懸命にもがき苦しんでいて、点が負けている方を「ガンバレ~」って、応援してしまうのは僕だけでしょうか?
本気ですれば大抵のことはできる。
本気ですれば誰かが助けてくれる。
本気ですればなんだって楽しくなる。
後藤静香氏の詩のとおり、本気の姿に応援者や支持者が現れるのですね。
さて、先日の会議の際にお客様満足12年連続1位のネッツトヨタ南国さんについてプレゼンさせてもらいました。
その中で、「教えない」という教え方!に少しふれました。
教えない教え方??
一瞬・・・は??って感じすが、新人さんなどに仕事を教える時など、みなさんは現在どのようにして教育していますか?
右も左もわからない新人さんには、手とり足とり丁寧に教えて、その都度「わかった?」と確認してあげるのがいいのでしょうか。
それとも放っておいて、「自分で考えるクセ」を付けるのがいいのでしょうか。
後者の「教えない」という教え方の代表といえば、「ネッツトヨタ南国」さんと岐阜の「未来工業」さんが有名です。
最初にある程度の仕事の流れを教えるだけで、その後は何も教えない。それがこの2つの会社の共通点です。
だから、新人さんは最初、何をすればいいのか、どうすればいいのか、何もわからないまま、戸惑いながら現場に出ていきます。
見よう見まねでやるものの、うまくいく訳がありません。
失敗してお客様に怒られることもあり、悩みます。
「どうすればいいんだろう?」
新人さんたちは考えます。
そこで、先輩に聞きにいく。
これはごく自然な行為ですよね。
しかし、ネッツトヨタ南国さんは先輩の対応が違います。
後輩:「先輩、こういう場合、どうすればいいんですか?」
先輩:「君はどうすればいいと思う?」
という風に、後輩が聞いてきても教えないのです。
その場で答えを教えるより、「考えてみる」ことが成長することで一番大事なことだと、自分自身が身に染みて感じているからでしょうね。
「苦しいだろうな」と心配はするけれど絶対に教えない。
その方が成長する。そう先輩たちは信じて考えさせるのです。
数年たった社員のひとりが言っていました。
「あの時は苦しかったけど、今になってみるとそれが良かったと思います」。
「教えない」と何が生まれてくるのでしょうか。
逆に、「教えてもらう」と最初は楽ですが、それに慣れてしまい、考えなくなってしまいます。
だから仕事に慣れてくるとロボットのようになり仕事が面白くなくなる。
仕事の面白さは「考える」という行為があって初めて生まれてくるのだと思いますがいかがでしょうか。
「教えない」という教え方。
もう一度、真剣に考えてみる時かもしれませんね。
そして何よりも大切なことは、失敗ができる『場』があること、問題を起こすおこさないとか、利益を上げる上げないということよりも、新人さんたちの成長を心から願ってあげられる上司かどうかだと思います。
トライ & エラー
を繰り返して、社員全員で成長を実感し続けられる職場がいい職場だと思います。
一緒に目指しましょう!日本一の”いい職場”を。
顔晴ろーーー!
楽しもーーー\(*⌒0⌒)♪
今ココ全力!永井健之(N.Takeshi)